【ヘナ講師が教える】ヘナでキレイに染める方法(2023年版)
2017年07月31日
こんにちは!ヘナ講師の幸村(こうむら)です!
「皆様がご自分でキレイにヘナ染めができるようにブログを書きました!」
・ヘナ専門美容室でのスタイリスト
・理美容室向けのヘナ講習
・毛髪理論セミナーの講師依頼
このような経験から、僭越ながらアドバイスさせていただきます!!
↓ヘナの染め方動画はこちら↓
目次
【執筆者プロフィール】
◆幸村 龍(こうむら りょう)
◆株式会社エコノワ
総括マネージャー
ヘナ講師&インストラクター
講師
◆ヘナ専門美容室「月と風」
トップスタイリスト
[経歴]
外国語大学卒業後、美容室にてサロンワークを経験後、美容専売の化粧品メーカーで営業兼講師として年間200回ほどの美容室向けの臨店講習を経験し、現在は㈱エコノワにて総括マネージャーとしてヘナや自然派化粧品を開発・販売している。毛髪&頭皮理論、薬剤にも精通しており、社外での講師も受け持つ。
1. ヘナ染めの準備するもの
必要な道具
◆ヘナパウダー(太陽と大地のヘナ)
《量の目安》
ショートヘア 約60~70g
ミディアムヘア 約80g~120g
ロングヘア 約130g~150g
◆ボウル
◆手袋(黒色が良い)
◆ハケ
◆マドラー
◆お湯(カップ)ヘナの5倍くらいの量
◆汚れてもいいタオル(濃い色)
◆クロス(ケープ)
◆コットン
◆ラップ
◆計量器(あれば)※
※ヘナとお湯の量を計るために使います。最初は計量器があったほうが失敗しにくいです。慣れてきたら「マヨネーズくらいの固さ」までお湯を足しながら作っても良いです。
ヘナ(ペースト)の作り方
■ヘナ(パウダー)と【お湯】を混ぜる
《量の目安》
ショートヘア 約60~70g
ミディアムヘア 約80g~120g
ロングヘア 約130g~150g
《お湯の量》
ヘナの3倍~4倍です。
ヘナパウダーを60gの場合、180gのお湯
《お湯の温度》
50~60℃くらいの少し熱めのお湯がおすすめです。
その方が塗ったと時にとても気持ちが良く、色の染まりも良いです。
冷たい水だと溶けにくく、熱すぎるお湯だとヘナの色の染まりが悪くなります。
《固さ》
【マヨネーズより柔らかいかな?】くらい
。ボタボタ落ちず、固くもなくという状態です。
ヘナオイルをヘナに混ぜるとGOOD!
はぐみハーブヘアオイル 50ml
☆5プッシュをヘナに混ぜる
■塗りやすい、滑らか!
■染まりやすい!
■仕上がりがしっとり・ツヤツヤ!!
オススメのレシピ!
《1回染めで白髪をブラウンに染める方法》
例1:ナチュラルオレンジ:ブルーを1:1で混ぜる。
■明るめの茶色
■放置時間は60~90分を推奨
※ナチュラルブラウンよりも若干濃く染まります。
例2:ナチュラルオレンジ:ブルーを2:3で混ぜる。
■濃く見える茶色(アッシュ系)
■放置時間は60~90分を推奨
※例1よりも濃く見えるブラウンになります。
☆ブルー(インディゴ)の割合が増えると髪質によって染まりが変わってきます。美容師に相談しましょう♪
2. 髪と頭皮にオイルを塗る
本場インドでは必ず髪と頭皮に【オイルを塗ってからヘナ】です。
《理由》
・ヘナの栄養が浸透しやすくなる
・デトックスしやすくなる
・頭皮と髪の保湿
・仕上がりがなめらかツヤツヤになる
・発色がキレイになる(乾燥を防ぐこと)
ヘアオイルの塗り方
10~15プッシュほどを数回にわけて、頭皮を中心髪全体に塗ります。
頭皮に直接ピュッとつけてもよいです。
特に痛んだ毛先は多めにつけるとしっとり仕上がります。
「ヘナをすると髪がギシギシになる!?」
という方はこちらがオススメ♪
このオイルじゃなきゃダメなの!?
ヘナ染めにおススメのヘアオイルは、
このオイルはインドのアーユルヴェーダ(伝承医学)の医師の下、
手作りされた【ヘナのためのヘアオイル】です。
浸透性の高いオイルのため、ヘナと馴染みやすいんです。
※オリーブオイルや椿油をすすめているところもありますが、ヘナ用のオイルを使うことが最適です。
3.ヘナの染め方
②顔周りからヘナを塗る
※手でも塗れます。
■地肌にしっかりつける
■深く揉み込む
後ろは少し塗りにくいので、手でざっくり塗ってOKです。後頭部は白髪が少ない傾向にあり、目立たないです。
③毛先を塗る
④生え際にペーパーとコットンを貼り、ラップする
POINT!
■顔周りは白髪が浮きやすいので紙で抑える!
※短く切ったキッチンペーパーなどでOK!
■コットンを貼ると顔垂れ防止に!(夏は注意!)
⑤タオルを巻き、30分~1時間放置
ヘナは身体を冷やすため(鎮静効果)、身体を温めることを心がけましょう。
半身浴をしながらというのもおススメです。
ヘナ専門美容師のおすすめは、
ヘナ用「保温キャップ」です。
ヘナ用「保温キャップ」
4.ヘナのシャンプー洗いについて
POINT!
・お湯で落ちればシャンプーは不要
・しっかりお湯で流すこと
・シャンプーは洗浄力が優しい天然系のものを使う(色持ち)
・石けんシャンプーはヘナやインディゴとの色持ちの相性が良くない
色持ちが良くなる天然シャンプー
■天然由来100%のシャンプー
■洗浄成分が少ない
■ノンシリコン
【はぐみシャンプー】がオススメ!!
自然派美容室の方から10年以上愛されているシャンプーです
5.ヘナ染め後のおすすめのケア方法
■2~3日はシャンプーせず、お湯洗いのみ
植物なので、色が定着するまで時間がかかります。
特にインディゴは、完全発色まで5日ほどかかるので、数日はお湯洗いが好ましいです。
■シャンプーは“はぐみシャンプー”を使う
はぐみシャンプーを使うことで色落ちがぐっと抑えられます!
■【1週間】使うタオルを濃い色にする&枕に敷く
色がタオルや枕につく恐れがあるので気を付けましょう
■乾燥状態より、濡れ髪の方が発色しやすい
ヘナやインディゴは髪が保湿されていた方が発色しやすいようです。
しかし、お風呂上りに濡れたまま放置は頭皮に良くないので、
①洗髪~タオルドライ後、頭皮をはぐみ頭皮ケアローションで保湿する。
②頭をタオルで包み、30分~1時間過ごす
③ドライヤーで乾かす
(乾燥毛の方ははぐみトリートメントを大豆程度を毛先に馴染ませる)
よくある質問①:髪が緑に染まった!?
恐らくインディゴを使ったせいかと思います。
メーカーによってはインディゴをブラックヘナのような立ち位置で販売しているケースがあり、
POINT
明るい髪が好きな方は、インディゴを単色で使わない。
Q.緑になった髪は治せないの?
状態によりますが、直すことができる場合もあります。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
ヘナ講師直伝】ヘナのムラ(緑)に染まった髪を染め直す方法!!
よくある質問②:ヘナが全然染まらないです…
初めてヘナをされる方は染まりにくい傾向にあります。
《原因》
・髪に化学成分が残留している。被膜が多いなど…
・使っているシャンプーが市販のシリコン系
・髪が痛んでいる
・暗く染めたいが故にインディゴが多く配合されたものを使っている
解決策①:
髪をできるだけ素髪に戻す
ヘナは植物なので、髪に化学成分が残っていると染まりにくい傾向にあります。
ヘナ染めする前に天然系シャンプーで髪を洗い、素髪にすることで、多くの方が染まりやすくなります。
実際にヘナ専門美容室では、初めてヘナをされる方には1週間前から【はぐみシャンプー】を使ってもらうことで、この問題を解消しております。
〇〇科など別の植物で、相性もあります。
ということは調合がプロの見せ所になります。
ヘナやインディゴは違うハーブです。
〇〇科など別の植物で、相性もあります。
ということは調合がプロの見せ所になります。
ハーブの特性を理解した方に相談するとキレイに染められると思います。
まとめ (ヘナ講師からメッセージ)
ヘナは染めることは簡単で、身体にも安全ですが、
色味を求めるとなると専門家の知識が必要になります。
ヘナは染まらないからダメ。という風に感じられる前に一度専門家の方にご相談いただくと、自分に合った染め方を提案してくれるかもしれません。
私、インストラクター幸村はそんな方のために日々勉強しております。
いつでも気軽にご相談ください。
最適なヘナの染め方を考え、「健康的な美しさ」であふれた日常をサポート致します。
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